HOME > PAC用語辞典



 エアサイクル住宅  断熱型エアダンパー 顔の見える関係
 PAC住宅  断熱型ルーフダンパー 流れる空気にふれさせる
 パッシブエアサイクル  断熱型空気取入口 気乾含水率
 衣替えできる家  PAC床下換気口 建築的手法
 パッシブソーラー  PAC小屋換気口 室内自然換気
 一品住宅  PACスーパー越屋根換気口 広がり空間
 外張り断熱・外断熱  負圧・正圧 中廊下
 かくれん房  見えない空間 さりげないふれあい
 床下エアコン  躯体内空間  建築化照明
 表面温度  躯体内垂直換気  間接照明
 温度差がない  内壁空洞  多灯分散照明
 エアコンの設置場所  一二階のふところ空間  PACグループ
   小屋空間  一般社団法人 流れる空気の住まい協会
   床下空間   室内空気汚染
   集熱通気層  自然素材
   調湿   本物の漆喰
   設計に対応できるプレカット
     パッシブ設計
     縦のデザイン
     あなたが主役の家づくり
 
エアサイクル住宅
1977年に誕生。
腐りやすくなってきた住宅を守るため土台や柱などの構造材に常に「流れる空気がふれる」ことを原点にした工法。
躯体内空間に空気が機械設備を使わずに自然に流れるようにした住宅。
冬モードは、躯体内空間を構成する内壁空洞では温度差により常に上昇気流と下降気流が発生している。
これらの空気の流れにより、躯体内空間では空気が循環する結果となる。この空気の流れをイメージして、「エアサイクル住宅」という名前が生れた。

 PAC住宅
Passive Air Cycle 
パッシブエアサイクル住宅の略語から生れた名称。
パッシブは機械設備を使わずに設計や施工・素材など建築的手法で自然エネルギーを使うパッシブソーラーハウスの意味。
エアサイクルは建物の躯体内空間(床下空間や内壁空洞、小屋空間など)に空気を自然循環させる工法。
それをベースに、屋根面、壁面、開口部を集熱コレクターとして、躯体内空間を熱分配ダクトとして、基礎・土間コンクリートを蓄熱体として、床面・壁面・天井面を放熱面として、建物そのものを活用するパッシブな工夫を加えたのがPAC住宅である。

夏と冬で空気の流れを切り替える、衣替えする家。

 パッシブエアサイクル
Passive Air Cycle 
略してPACと呼称する。

  衣替えできる家
夏と冬、躯体内空間における空気の流れを切り替え、冬は太陽熱利用で暖かい空気を躯体内空間に循環させ、夏は夜間に冷蓄熱された涼しい空気を流すシステムの家。
PAC住宅のこと。
機械設備等は使用しない。
切り替えは、PACスーパー越屋根換気口とPAC床下換気口を、夏は開き、冬は閉じる事で行う。

 パッシブソーラー
ソーラーハウスの一種。機械設備を用いずに、設計・工法・素材などの建築的工夫で太陽熱や風などの自然エネルギーを利用するシステム。
ちなみに機械設備を用いるタイプをアクティブソーラー、中間タイプをハイブリッドソーラーという。
PAC住宅は日本で最初に実用化されたパッシブソーラー。

 一品住宅
一品とは、1つの品、大変にすぐれたものという意味がある。
PAC住宅では「一品住宅」という言葉に、「あなただけの家」、「品位・気品のある家」、「手づくりの家」という意味をこめている。
家族の健康や感性を育み、山を豊かにし、職人や芸術家を息づかせ、文化の質を高めていく家。

 外張り断熱・外断熱
外張り断熱は、木造住宅の外側をすっぽりと断熱する方法。
木はコンクリートの建物と違って熱容量が小さく熱をわずかしか蓄えることはできない。
そのため蓄熱体は基礎や土間のコンクリートを利用する。

外断熱は、コンクリートの建物の外側をすっぽりと断熱する方法。
熱容量の大きいコンクリートを蓄熱体として利用することが特徴。

PAC住宅は、外断熱とか外張り断熱という用語のない1977年に独自でこの外張り断熱の方法を開発した。
目的は、躯体内空間にグラスウールを入れて空気の流れを阻害したり、床下地に使用される構造用合板で空気の流れをさえぎらないために開発されたものである。
木造住宅に使用される構造に関係するすべての木材を「流れる空気にふれさせる」ことで、木材の天寿を全うさせる狙いである。
以来、6000棟以上の実績に裏打ちされた安定的な、空気の流れる外張り断熱工法となっている。

尚、一般的な外張り断熱の住宅では、内壁空洞は構造用合板などで仕切られていて、内壁空洞を軸とする躯体内空間に空気は流れない。
部材を使って空気が流れる様にしている工法もあるが、きわめて部分的な空気の流れしかないものが大多数である。

 かくれん房
PAC住宅専用の建物全体の低温輻射暖房システム。
建物内すべての床面、壁面、天井面を均一に暖める。

方式は3種類ある。
一つは、床下空間の土間コンクリートに温水の流れるパイプを埋設するタイプ。
二つは、床下空間に放熱器を設置するタイプ。
三つは、床下エアコンタイプである。

いずれも躯体内空間の空気を暖めて空気循環(エアサイクル)により、建物全体を暖めるシステムである。
埋設タイプ以外は、入居後の設置が可能である。

  床下エアコン
エアコンを床面に置き、エアコンの空気の吸い込みは内壁空洞から、吹き出しは床下空間や一二階のふところ空間にして、躯体内空間の空気循環エアサイクルを促進しながら建物全体を暖めていくPAC住宅専用システム。

エアコンは囲いベンチなどに利用する。
エアコンの吹き出し音などが聞こえにくくなり静寂な室内環境にも役立つ。
かくれん房のタイプの一つ。入居後の設置もできる。

 表面温度
健康で快適な住宅を目指す場合、室内の空気の温度で見るのではなく、床面や壁面そして天井面の温度で見る必要がある。

建物内すべての表面温度が、冬は20℃程度に均一になれば、建物のどこにいても暖か過ぎたり寒すぎたりすることがなく、健康的な温熱環境が保てる。

夏も空気温度ではなく表面温度が重要である。
外気が35℃を超えていても、表面温度が30℃程度であれば快適に感じる。

もちろん冬夏とも室内の湿度も無視できない。
乾燥過ぎず、湿り過ぎないバランスが必要である。そのためにも、湿気を呼吸できる材料で床・壁・天井を仕上げることが求められる。

 温度差がない
1年を通して建物内で温度差を感じない空間づくりが健康住宅の目標である。
そうした建物であれば、結果として省エネになり建物の寿命も延びる。
もちろん住まい手の健康と快適性をもたらす。
そのためには表面温度(床面・壁面・天井面の温度)の均一化が求められる。

 エアコンの設置場所
エアコンの最大の目的は、夏の除湿である。
PAC住宅であれば建物内が30℃を超えていても、湿度を50%程度に調整すればとても健康で居心地のいい空間となる。

そのためにエアコンを使用するが、エアコンの風が直接、身体に当たってしまう使い方では不快であり不健康である。

エアコンの目的は扇風機ではなく除湿機として使用するものであるから、設置場所は基本的に住む人に直接当たらない場所にすることが求められる。

 断熱型エアダンパー
PAC住宅の壁通気層下部にセットされる下降気流を阻止する逆止弁。
壁面に集熱通気層をつくるためのPACシステム部材。

 断熱型ルーフダンパー
PAC住宅の屋根通気層下部にセットされる下降気流を阻止する逆止弁。
屋根面に集熱通気層をつくるためのPACシステム部材。

 断熱型空気取入口
 PAC住宅の壁通気層と屋根通気層上部にセットされ、集熱通気層で温められた空気を建物内にとりいれるためのPACシステム部材。

 PAC床下換気口
PAC住宅専用の床下換気口。基礎に吹き付ける正圧の風を利用して、床下空間の空気を内壁空動を介して上昇させ、躯体内垂直換気を促進する。
風は入るが出て行かない逆止弁の働きをする。

 PAC小屋換気口
 PAC住宅専用の小屋換気口。
建物を風が吹き抜ける時、発生する負圧を利用して小屋空間から空気を引き抜く。
内壁空動を介して上昇させ躯体内垂直換気を促進する。
風は出るだけで入らない逆止弁の働きをする。

 PACスーパー越屋根換気口
PAC住宅専用の越屋根換気口。
どんな方向から吹く風も負圧に変えて、小屋裏空間の空気を外に吸い出し、躯体内垂直換気を促進する。
ここから風が小屋空間に侵入することはないので、埃なども入らず、暴風雨でも雨は浸入しない。
形状による働きで、きわめて高い効果をもつ。
室内換気の自然排気口としても有効である。

 負圧・正圧
負圧
吹き抜ける風の圧力で発生する。
PACスーパー越屋根換気口と小屋換気口そして室内自然換気の排気口は、この負圧を利用してそれぞれ躯体内空間と室内の空気を引き抜く働きをしている。
 
正圧
吹き付ける風の圧力で発生する。
PAC床下換気口からは風が吹き込むだけの正圧利用で、吹き抜ける負圧による空気の引き抜きは制御している。
結果として躯体内空間の垂直換気を促進している。

 見えない空間
建物の躯体内空間 ( 床下空間・内壁空洞・一二階のふところ空間・小屋空間 ) のこと。
この躯体内空間に、すべての構造に関係する木材が存在する。

また建物内からみれば、床面と壁面そして天井面の外側の空間になる。

PAC住宅は、この躯体内空間に常時空気が流れることで木材の寿命を延ばし、同時に建物内すべての空間の温湿度環境を整えている。
見えない空間の風通しが重要といった使い方をする。

 躯体内空間
躯体とは構造のことで、木造住宅の場合、土台、柱、梁、桁、間柱、筋交い、根太、垂木など建物を構成する木材である。
人間にたとえれば骨格に相当する。

躯体内空間は、それらの構造材が存在する空間のことで具体的には、床下空間、内壁空洞、一二階のふところ空間、小屋空間(天井裏の空間)を言う。

PAC住宅は、この躯体内空間を空気が流れるように一連につないでいる。

人は骨粗しょう症になるが、建物の場合は湿気で木が腐る、木を腐らなくするためには常時、木の周囲に空気が流れていることが必要となる。
そのためにPAC住宅は構造材が存在する躯体内空間に空気を流す工法として開発された。
同時に、冬は暖かい空気、夏は涼しい外冷気が流れる空間とした。機械設備等は使用しないパッシブソーラーハウスである。

 躯体内垂直換気
PAC住宅の夏モードにおける、躯体内空間の空気の流れ。
風の力で、外気が床下空間から入り、内壁空洞、一二階のふところ空間、小屋空間へと一連に流れ、再び外へ出ていく換気システム。
PACスーパー越屋根換気口の負圧利用とPAC床下換気口の正圧利用で下から上への空気の流れが発生する。夜間の外冷気を利用できるシステム。

 内壁空洞
柱と柱の間にできる壁の中の空洞。
PAC住宅の内壁空洞は空気が流れ、床下空間と一二階のふところ空間そして小屋空間(天井裏空間)を連通している。
間仕切り壁にできる内壁空洞を、間仕切り壁空洞とも言う。

  一二階のふところ空間
1階の天井と2階の床面の間にできる空間。
PAC住宅の場合は、空気が流れるように、内壁空洞や間仕切り壁空洞を介して、床下空間と小屋空間に連通している。

 小屋空間
 最上階の天井裏空間のこと。

 床下空間  
1階の床面の下にある空間のこと。

 集熱通気層
PAC住宅独自の通気層で、外張り断熱された屋根面と壁面に設けられ、屋根面・壁面に当たった太陽光から集熱するもので、外気が通る一般的な通気層とは異なる。
暖めれれて上昇する空気は通し、冷やされて下降する空気は止める逆止機能をもつ。

 調湿
湿度の高い時は、水蒸気を含ませ保持し、湿度が低くなるとその水蒸気を放出する呼吸作用。
無垢の木や化学物質を含まない漆喰や特殊な石膏ボードなど自然素材は調湿能力が高い。
床面・壁面・天井面には特に調湿機能の高い材料を使う必要がある。

PAC住宅では、無垢の木や化学物質を含まない漆喰、特殊な石膏ボードに天然の糊やエコクロスを使用して、建物全体に調湿機能を持たせている。
もちろん構造材の無垢の木も、優れた調湿機能をもつ。
 顔の見える関係
PAC住宅は、関わるすべての人そして物の顔が見える関係つくられる家。
建主と会社の人間・設計者・施工者・職人ばかりでなく、使用される材料、加工される工場、それらに携わる人々など、より多くの顔が見え信頼できる関係で、よりよい家づくりを目指す。

 流れる空気にふれさせる
PAC住宅の原点。
「木材は流れる空気に常に触れていれば腐ることはなく本来の寿命を全うする」という昔から言われていた原理。
この原理を素直に利用して、PAC住宅では、躯体内空間に空気を常に流すシステムを構築。
躯体内空間には、木造住宅の骨組である土台、柱、梁などのすべての構造材が存在している。
冬は太陽熱で暖められた暖かい空気、夏は夜間の外冷気で冷やされた空気が流れるパッシブソーラーハウス。夏と冬の衣替えをする家。

 気乾含水率  
大気中に置かれた無垢の木材の含水率。
およそ日本では15%、ヨーロッパでは11%程度に落ち着く。
含水率が25%を常時超える様になると、木材は腐朽してくる。
流れる空気に木材がいつもふれていれば、木材の含水率は気乾含水率に落ち着き、本来の寿命を全うできる。

 建築的手法  
家づくりにおいて機械設備や薬剤などに頼らずに、設計や工法、素材などを工夫して自然エネルギーを利用し健康でエコロジーな家を実現するパッシブな手法。

 室内自然換気  
機械設備を用いずに、室内全体の計画換気をするシステム。
平成15年に機械換気が義務付けとなったが、PAC住宅では当初から自然換気システムを続けている。
但し、確認申請は第三種機械換気で行っている。自然給気口と自然排気口で構成されているが、それにトイレや洗面の換気扇が加わった形である。

 広がり空間
1984年からPAC住宅で提唱しはじめた間取り。
その基本は、中廊下をなくし日差しと風通しを確保する手法。

中廊下があると、日差しや風通しがそこで分断されるだけではなく、中廊下は個室プランをつくるため、家族のさりげないふれあいを阻害してしまう。

中廊下のない間取りは、風通しを回復し、日射も空間の奥まで届き、そこに住む家族のされげないふれあいを増やす健康な間取りである。
  中廊下  
現在の日本で主流の間取りが、何LDKである。3LDKとか5LDKという使い方をする。数字は個室の数を表す。その個室をつなぐ動線が中廊下である。
中廊下をつくらない間取りが、広がり空間である。

   さりげないふれあい
家の中で繰り広げられる日常生活において、意図しない、意識しない、ふれあいのこと。
家族の顔が見える、声が聞こえる、家族の雰囲気を感じられる、そんな広がり空間の間取りでは、何となく会話を交わす機会が増える.。
そうしたさりげないふれあいから、相互に思いやりが生れたりする。

   建築化照明  
現在の家づくりにおいては、照明は後回しにされることが多く、最後に照明器具を選ぶといった状況が多い。

建築化照明は、器具のデザインに頼る照明ではなく、光源を建築の工夫で拡散するなど事前の設計が必要となる照明方式である。
光源が見えにくい場所となるため寿命の短い電球では薦めにくかったが、寿命の長いLED照明が一般的になってきた現在では取り入れやすくなってきた。

これまでの日本の照明は、ひたすら部屋中を均一に明るくすることが主流であった。
建築化照明は、必要な明かりを必要な場所に、同時に落ち着いた雰囲気のいい明かりを演出することができる。
設計次第で、照明のコスト削減、省エネにもなる。

   間接照明  
今主流の照明は、直接照明といえる。照明器具を取り付け、その光源がストレートに見える方式である。
間接照明は、光源が隠れていて直接目には入らない方式である。
建築化照明の別名でもある。
  多灯分散照明
同じ空間に、複数の照明を配置し個々にコントロールできるようにして省エネを図る方式。
照明の合計ワット数を決め点灯パターンをコントロールすることで光環境の向上と省エネルギーを両立させる。建築化照明・間接照明と組み合わせるとよい。

 PACグループ
PAC工法と広がり空間を家づくりの中心技術として、1977年から1997年の20年間に亘って活動した沖縄と北海道を除く全国組織の地元工務店グループ。
エアサイクル産業株式会社が主催し、この間5000棟余りのPAC住宅を建築。
1997年に解散。
以降はエアサイクルハウジング会社の設計施工でPAC住宅を建築する。

  一般社団法人 流れる空気の住まい協会
木造軸組工法の地元工務店にPAC工法を提供する組織。
必要に応じて、設計の支援、セミナーなどの開催の支援をする。
入会金、会費は無料。
無垢の木の手づくり工務店が対象。
2013年設立。
 室内空気汚染  
1994年に横浜国立大学・加藤龍夫教授(当時)の協力で、その時代に一般的に使用されていた建材を分析調査、20数種類の室内空気汚染となる有害化学物質を検出。

以来、PACグループでは、住宅金融公庫(現 住宅金融支援機構)の仕様変更前から薬剤による防蟻防腐処理を取りやめ建築的手法での対処をはじめる。

その調査分析により、PAC住宅においては防蟻処理剤を除くすべての検出物質は、夏の衣替えを経過した建物においては未検出であった。

これは夏におけるPAC住宅の躯体内空間の通気性の良さ(躯体内垂直換気)により、建物内から排出されたものである。

日本のシロアリは地中にコロニーをつくり蟻道をつくって建物内に進入する。乾燥に弱く水分を蟻道を通じて補給している。最近ではアメリカカンザイシロアリという地中からの水分補給を必要としない外来のシロアリが勢力を伸ばしている。乾燥した木材を好み、そこにコロニーをつくり水分も木材から補給する。

PAC住宅は、流れる空気に木材をふれさせることで乾燥状態を保ち、日本のシロアリに対処してきたが、乾燥を好むアメリカカンザイシロアリ対策として、ホウ酸塩の微粉末を完成後に床下と小屋裏で散粉することで、構造にかかわるすべての木材に、ほう酸塩の微粉末を付着し、シロアリに対処している。

ホウ酸塩は昆虫の体内に入ると代謝機能を阻害し昆虫を殺傷する働きがあるので、すべてのシロアリやゴキブリ、蜘蛛などに効果を発揮する。ちなみに哺乳類は、ほう酸塩を代謝してしまい害はない。ほう酸塩の致死量は食塩と同じ程度である。
 自然素材  
自然素材を売り物にしながらも、現実には怪しげな家づくりが多い。
一例を挙げれば、化学接着剤が当然のごとく入り込んでいる。
集成材は木片を化学接着で固めたもの。
塗り壁を強調していても、化学接着入りの漆喰や珪藻土がほとんど。
農薬による防蟻防腐処理も当たり前のごとく行われている。

 本物の漆喰  
PAC住宅の漆喰。
自然界にある石灰石と貝灰を原料とした伝統的な自然素材。
それを呼吸する石膏ボードを下地にして独特のアートで現代的な仕上がりに仕立てたもの。
淡路島の植田俊彦親方の創り上げた左官を考える会の下に全国400人あまりの若い弟子が育っている。(2014.6現在)

 設計に対応できるプレカット
 一般的なプレカットは大量生産がベースとなっている。
そのため一棟ごとに丁寧な設計をしていくPACの「あなたが主役の家づくり」では、プレカットは不向きであったが、ようやく、そうした一棟ごとの決めの細やかな設計に対応できるプレカット工場と出会った。
そこでは上質な国産無垢乾燥材も用意しているので今では欠かせないパートナーとなっている。2010以降。

 パッシブ設計  
パッシブソーラーとしてPAC住宅の性能を十分発揮させるための設計の工夫。
PAC住宅は、冬、屋根面と壁面で太陽熱を集めた暖かい空気を躯体内空間にエアサイクルさせて建物全体を暖め、土間コンクリートや部屋四周の呼吸できる石膏ボードに蓄熱し夜間に備える。
夏は、夜間の涼しい空気が躯体内空間を通過することで建物全体を涼しくして昼間にそなえる。
こうしたPAC効果を十分に発揮させるための設計が必要となる。

 縦のデザイン
PAC住宅のパッシブ設計の基本は縦のデザインである。
PAC住宅の外壁は集熱のための、内壁空洞は熱分配や排熱のための空気のスムーズなバランスのよい流れが必要となる。
壁の中の空気の流れは縦方向が自然であるので、自ずとPAC住宅は、窓の位置をそろえて、下から上まで、速やかに空気を流す工夫など縦のデザインの工夫が必要となる。

 あなたが主役の家づくり
家づくりの主役は建て主という当たり前のことが、今の家づくりではできていない。

住宅展示場での家づくりは、大量生産がベースなので、建て主が自然志向であったり、きめの細かい設計を望んでいたら、そこでは不可能である。

また建築家はアーティストであることがほとんどで、設計を自分の作品と言っている。
建て主の生活を重視した設計はなかなか思うに任せない。

PAC住宅は、建て主の生活をデザインしていく。
外観や内観に対する感性も建て主によって大きく異なるので、それも建て主の感性に応じてデザインしていく。
建て主が主役 ・ あなたが主役の家づくりをしている。

 トップページに戻る  田中慶明by 田中慶明 Yoshiaki Tanaka tanaka@pppac.com   
資料請求