家のお話

すべての照明に調光をr

実は生活空間に明暗をつくろうと思うと調光は必須条件となる。照明はオン・オフだけで十分、調光機能をつけてもきっと使わないだろうと思っている方も多いと思う。かく言う私もこれまではあまり意識してこなかった。
 比較的面倒くさがりやだったし、かつては室内は明るい方が気持ち良いというレベルでとらえていた。
 ただ蛍光灯については青白い光、点灯まで時間がかかる、使っていると部分的に暗いところができるなどよい印象はない。さらに電磁波の問題も加わった。
 何といっても白熱灯のちょっとうすぼんやりした明かりのもとでちゃぶ台を囲んで摂った家族との食事風景が忘れられない。
 単にノスタルジックな思いからだけではなく、本能が自然に近い明かりを好んでいたのだと思う。
 ところが今、白熱灯から蛍光灯へとエコロジー、地球環境への負荷ということから切り替えようとの動きが出ている。
 暮らしの照明がすべて蛍光灯に切り替えられたらなんと味わいのない空間となってしまうことだろうなどともやもやしていたときに、素晴らしい記事に出会った。
 白熱灯の明るさを絞れば蛍光灯に負けず劣らずの省エネ効果があるという内容だった。具体的には明るさを半分にすると消費電力は25%カット、寿命は約10倍。明るさを4分の一に絞ると消費電力は50%カット、寿命は約200倍だそうだ。
 調光することで生活空間がとても豊かになるので、今からでも調光器をつけましょうと皆さんにお伝えしようと思っていた矢先の記事だった。
 実際我が家も調光できる器具はすべて明るさを調整して光のめりはりを楽しんでいる。全体に明るさを落とすと、食卓の上や、間接照明なども少し明るさを絞ったほうが心地よいし、生活の明かりとして十分であることにも気づかされる。
 夜は外の影響を受けない分、思い通りに明るさが調整でき、とても楽しくなってくる。そしてそのうち、生活のシーンに合わせていくつかの調光パターンができてくるようだ。最近はわんこたちも大人になってきたので、スタンド照明も採り入れていきたいと思っている。(2008.6)

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この明かりが蛍光灯の青白い光だったら、味気ないものになってしまうだろう。