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HAC  ハイブリッドエアサイクル住宅の原型

 

都市部の狭い土地に適合した健康住宅
それがHACハイブリッドエアサイクル住宅。

 

HAC住宅はPACパッシブエアサイクル住宅から生まれてきました。

PがHに変わりました。

PはPassiveパッシブ、HはHybridハイブリッドです。


建築に限定して単純にいえば、

パッシブは建築的手法で自然エネルギーを使うソーラーハウス。

ハイブリッドは建築的手法に機械設備を合わせたもの。

もう一つActiveアクティブがありますが、これは機械設備が主役なものです。

ここからお分かりのように
HACハイブリッドエアサイクル住宅は
PAC
パッシブエアサイクル住宅から建築的手法による自然エネルギー利用部位を取り除き、
それを補完するために機械設備を用いるものです。

HAC住宅の大きな目的は太陽光の届きにくい都市部の狭小住宅です。

屋根や壁に太陽光が当たることはあまり期待できない土地ということで、
PAC住宅の屋根面と壁面の通気層を省きました。

残るのはPAC住宅の部屋の周りの空洞、それを躯体内空間といっていますが、
床下空間と内壁や間仕切り壁空洞と階層間の空間さらには小屋空間を
空気が
流れるようにつないだ一連の空間です。

 

この躯体内空間の重要性は大きく二つあります。

住宅を支える骨組みがすべてこの躯体内空間にあること。

そして

すべての部屋を取り囲んでいる空間であることです。

 

その意味するところはとても重要です。

躯体内空間にいつも空気が流れていれば
湿度を調整し結露を防ぎ、住宅の骨組みを長生きさせます。
木造でも鉄骨でもとても大切なポイントです。

また躯体内空間の温度や湿度をコントロールすることで、
躯体内空間に囲まれている部屋の温熱環境を整え
健康で住まい心地のいい居住環境をつくりだすことができます。

 

PAC住宅の心臓部ともいえる躯体内空間をフルに生かしたシステムが
HACハイブリッドエアサイクル住宅なのです。

 

この躯体内空間の温熱環境を整えるために、
PAC住宅で培った「かくれん房」もありますし、
エアコンを床下空間と小屋空間に設置する方法もあります。

 

快適さのポイントは
室内の空気をダイレクトにコントロールすることが主眼ではなく、
間接的に影響を与えるところにあります。

建物内すべての床面と壁面そして天井面、その周りが躯体内空間ですから
それらの面の温度を上げたり下げたりすることで室内に快適さをもたらします。

低温輻射暖房・涼房
ということです。

そして床・壁・天井の材料を、全て湿度を呼吸する材料で構成すれば、
室内の温度だけではなく
湿度も調整し
一層、健康で居心地のいい暮らしの空間ができあがります。

これがHACハイブリッドエアサイクル住宅の原型です。






   下記は項目ごとの目次です。
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